ケージの中にいる時や外につないでいる時に、大きな声で吠えたり、悲しそうにクーンクーンと鳴いたりしていませんか? そんな時、ついつい‥『どうしたの?』『出して欲しいの?』『○○ちゃん!静かにして!』など、気にかけてしまう人が多いと思います。 実はそこに大きな落とし穴が・・・。 【吠える = 人が来る/声をかけてくれる】 つまり、以下の挿絵のように犬は覚えてしまうのです・・・。 |
①これを繰り返すと・・・。
②頭の中ではこう覚えていく。
このように、わんちゃん達は理解してしまうので、これを許していることで、吠え(騒ぐ)がひどくなるのです。 将来的には、お留守番や病気になった時の入院が出来なくなってしまうかもしれません。(ストレスに感じてしまうようになってしまう為) さらには、不意なお客様の時に、吠えたり、騒いだりして困ってしまうことも出てくるでしょう。 で・す・か・ら・・・ 【吠えないと(大人しくしてると) = 楽しい事(イイコト)がある】 と教えてあげましょう。 これには、家族みんなのチームプレイが必要です! 「かわいそうだよ~。」と、誰か一人が違うことをしてしまうと意味がないです。家族みんなが同じルールで接してください! 「家族全員が同じ対応をする!」これが成功の秘訣です! |
NG
どうして吠えているのか気になるけど、声をかけてはいけません。
一度でも応えてしまうと、もっともっとひどくなってしまいます。
ここは気になる気持ちをグッとこらえて!
NG
せっかく静かにしているのに声をかけない。と言うのは勿体ない!!
静かにしている時は、ついつい、放ってしまいがち・・・。
それでは「正解」が伝わりません。 「静か=正解」 ですよね。
OK
おりこうにしている時や一人で遊んでいる時に声をかけたり、おやつをあげましょう。
「そう!正解!!おりこうだね。」と声を掛けて、何度も伝えてあげてください。
監修:DINGO認定インストラクター 山越 哲生